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ハーモス勤怠とは?導入して分かったメリット・効果、機能・料金などを解説

ハーモス勤怠 機能・料金、導入事例など紹介

毎月の勤怠集計業務に、疲弊していませんか?
 
タイムカードの回収、手計算による集計、そして締め日の残業…。
 
もっと楽に管理したいけれど、システム導入はコストがかかる」と諦めている方も多いのではないでしょうか。
 
結論からお伝えすると、ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)は、従業員数30名以下の企業にとっては無料から使える「神ツール」、31名以上であっても最強のコストパフォーマンスを誇るシステムです。
 
本記事では、ハーモス勤怠の料金プランや機能について詳しく解説するだけでなく、実際に当社グループ(白ゆりグループ)で導入し、勤怠管理業務の時間を9分の1に削減した実例も公開します。
 
コストを抑えつつ、劇的な業務効率化を目指す方は、ぜひ最後までご覧ください。

ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)とは

ハーモス勤怠

ハーモス勤怠は、株式会社ビズリーチが提供するクラウド型の勤怠管理システムです。

「ビズリーチ」といえば、転職サイト「ビズリーチ」で有名な企業ですが、勤怠管理システムでも高い評価を得ています。

導入社数累計10万社以上(※1)という圧倒的な導入実績を誇ります。
※1 2025年1月末時点(株式会社ビズリーチ発表)

基本情報まとめ

項目 内容
サービス名 ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)
運営会社 株式会社ビズリーチ
主な対象 中小企業(大企業実績もあり)
導入実績 累計10万社突破(2025年1月時点)
料金 30名以下:無料 / 31名以上:月額100円から利用可能/人(※2)
公式サイト https://hrmos.co/kintai/

 
※2 オプションによって単価が変わります

最大の特徴:圧倒的なコストパフォーマンス(30名以下0円)

ハーモス勤怠が他社システムと一線を画すのは、その料金体系です。

多くの勤怠システムが「月額300円〜500円/人」という料金体系の中で、ハーモス勤怠は以下の価格設定を実現しています。

・利用人数30名以下:初期費用0円、月額費用0円

・利用人数31名以上:初期費用0円、月額費用100円~(税抜)/人

「スモールスタートで始めたい」「まずはコストをかけずに試したい」という企業にとっては、検討しやすい料金体系だといえるでしょう。

例えば、従業員50名の企業なら月額5,000円(税抜)、100名でも月額1万円(税抜)と、他の勤怠管理システムと比較しても圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。

旧「IEYASU」との関係について

ハーモス勤怠について調べると、「IEYASU(イエヤス)」という名前を目にすることがあるかもしれません。

実は、ハーモス勤怠の前身となるサービス名が「IEYASU」です。

2022年にブランド統合が行われ、システムの基本的な「使いやすさ」や「無料プランの充実度」はそのままに、ビズリーチが提供するHRMOS(ハーモス)」シリーズの各システム(採用管理、タレントマネジメント、経費、労務給与)との連携が強化されました。

ハーモス勤怠を導入して分かったメリット・効果

ここからは、実際にハーモス勤怠を導入・運用している株式会社メディカルシャトー(白ゆりグループ)の事例をご紹介します。

介護業界での導入事例ですが、他業界でも応用できる内容(業務効率化)と思いますので、ぜひ参考にしてください。

導入前の課題:紙管理で集計に4日かかっていた

白ゆりグループでは以前、タイムカードや出勤簿といった「紙」ベースで勤怠を管理していました。

2023年の夏頃まで続いていたこのアナログ管理には、以下のような大きな課題がありました。

導入前の課題

 
集計作業の手間: 現場の拠点管理者と管理本部担当者、合わせて4名がかりで集計作業を実施。
 
膨大な所要時間: 出勤日数や休暇日数を手作業でカウントするため、最短でも「4営業日」は集計に時間を取られていた。
 
毎月発生する大きな時間コスト: 毎月の締め作業のたびに、管理者と本部担当者の貴重な時間が奪われ、本来注力すべきコア業務を圧迫する状況が続いていた。

導入後の効果:集計作業ゼロ、残業削減

2023年夏、全事業所で紙管理を廃止し、ハーモス勤怠による管理をスタートさせました。

その効果は劇的でした。

導入効果

 
集計時間の削減: システムが自動計算するため、手作業でのカウント作業が不要に。
 
残業時間の削減: 4日かかっていた集計業務が不要となり、管理部門の残業が大幅に減少。
 
心理的負担の軽減: 管理者だけでなく、従業員側も打刻や申請がスムーズになり、会社全体でのストレスが軽減された。

「シンクロシフト×ハーモス勤怠」の相乗効果

「シンクロシフト×ハーモス勤怠」の相乗効果

さらに白ゆりグループでは、シフト管理システム「シンクロシフト」とハーモス勤怠を併用することで、さらなる業務改善に成功しています。

【導入効果の比較】

業務内容 導入前(アナログ管理) 導入後(シンクロシフト×ハーモス)
勤怠集計 4名で4営業日 ほぼゼロ(自動化)
シフト管理 他業務を圧迫する多大な管理工数 約9分の1に圧縮(自動でシフト・勤務形態一覧表まで作成)

 
介護事業所において、シフト作成と勤怠実績の突き合わせは非常に負担の大きな業務です。

しかし、「シンクロシフト」で作成したシフトデータを連携させることで、予実管理がスムーズになり、結果としてシフト管理業務にかかる時間を約9分の1にまで短縮できました。

自動でシフト・勤務形態一覧表を作成することができるため、介護施設の管理者たちの大きな負担軽減につながっています。

介護事業所には「シンクロシフト×ハーモス勤怠」による勤怠管理の業務工数削減効果は本当におすすめです。

また、他業界においてもハーモス勤怠導入による業務時間の削減では多くの成功事例があります。

まさに「働き方改革・DX化の第一歩」として、ハーモス勤怠は最適な選択肢と言えるでしょう。

白ゆりグループでは「ハーモス勤怠×シンクロシフト」の他にも介護現場のDX化に積極的に取り組んでおり、記事作成時においては以下のようなICTマップとなっています。

参考)白ゆりグループ ICTマップ

白ゆりグループ ICTマップ

ハーモス勤怠で「できること」機能と特徴を総まとめ

導入実績10万社以上のノウハウが詰まった「ハーモス勤怠」は、無料プランであっても実務に必要な基本機能が網羅されたクラウド勤怠管理システムです。

ここでは主要機能を4つのカテゴリ+拡張機能に分けて解説します。
※機能紹介には、一部有料プランのみ対応の機能も含まれる場合があります。最新のプラン詳細は公式サイトをご確認ください。

1. 【打刻機能】スマホ・LINE・ICカードなど多彩な打刻方法

従業員の働き方や利用デバイスに合わせて、多彩な打刻方法から自由に選ぶことができます。

「外回りが多い営業職」「リモートワーク中心の社員」など、状況に合わせた柔軟な運用が可能です。

スマホ・アプリ打刻: スマホアプリまたはブラウザから打刻可能です。GPS機能で位置情報を記録できるため、不正打刻の抑制に繋がります。直行直帰やテレワーク時の管理に最適です。

ICカード打刻: SuicaやPASMOなどの交通系ICカードや社員証を専用リーダー(※3)にかざすだけで打刻完了。PC操作が苦手な方でもスムーズに利用できます。
※3 FeliCa対応のカードリーダー等が別途必要です。

チャットツール打刻: 普段業務で使用しているSlack、LINE、LINE WORKS上から打刻が可能。勤怠管理専用のアプリを別途立ち上げる手間がありません。

その他の打刻: PCブラウザ、QRコード、共有タブレット、入退室システム連携など、オフィスの環境に合わせて選択できます。

2. 【勤怠管理・給与連携】リアルタイム集計で締め作業を効率化

ハーモス勤怠を導入することで、紙のタイムカードの回収や手計算による集計作業が不要になります。

管理者はリアルタイムで従業員の勤務状況を確認でき、打刻漏れの防止や残業時間の早期把握が可能になります。これにより、月末に集中しがちな業務負荷を分散できるでしょう。

リアルタイム確認: 従業員の出勤状況を日次で確認でき、現時点での残業時間を即座に把握できます。

データの可視化: 管理画面では、通常勤務、残業、深夜労働などがグラフ等で可視化され、労働状況をひと目で判断しやすくなります。

給与ソフト連携(CSV出力): 勤怠データをCSV形式で出力し、お使いの給与計算ソフトへ取り込むことができます。手入力による転記ミスを削減し、連携をスムーズにします。

不正打刻の防止:GPSによる位置情報の記録や、ICカードによる個人の紐付け管理により、「なりすまし」などの不正打刻や、言った言わない等のトラブルを未然に防ぐ仕組みが整っています。

3. 【申請承認・法令遵守】36協定や働き方改革に対応

手作業では管理が煩雑になりがちな労働法規への対応も、システムがサポートします。

コンプライアンス(法令遵守)リスクを低減できるのも大きなメリットです。

残業・休暇の申請ワークフロー:「明日有給を取りたい」「今日残業したい」といった申請・承認作業がスマホやPCで完結します。紙の申請書を探したり、承認印をもらうために待機したりする必要はありません。

アラート機能(36協定対応): 残業時間が規定(36協定の上限など)を超えそうな場合、本人や管理者にメール等で警告を通知し、注意喚起を行えます。

有給休暇管理:年5日の有給取得義務の管理や、残日数の確認がスマホでいつでも行えます(※4)。
※4 有給休暇の自動付与機能など、一部自動化は有料プランでの提供となる場合があります。

レポート機能: 過重労働の傾向がある従業員や、打刻漏れがある対象者をリストアップし、管理者がチェックすることができます。

4. 【シフト管理】複雑な勤務形態もスムーズに作成

グループホームで働くユニットリーダー

介護・飲食・小売など、シフト制を採用している職場で求められる機能も標準装備しています。

シフト作成・調整: 従業員から希望シフトを申請してもらい、管理画面上で調整・作成が可能です。

予実管理: 予定シフトと実際の勤務時間を並べて比較・管理できるため、人件費のコントロールや予実差異の確認が容易になります。

複数パターン設定: 「早番」「遅番」「夜勤」など、業種特有の細かい勤務パターンを柔軟に登録可能です。

5. 【拡張機能】日報・給与明細・年末調整も一元化

ハーモス勤怠だけでなく、拡張機能(一部有料オプション)を組み合わせることで、人事業務全体を一元化できます。

ハーモス給与明細: 給与明細や源泉徴収票をWeb上で配布・閲覧できます。毎月の明細印刷や封入作業、郵送コストの大幅な削減(ペーパーレス化)に貢献します。

ハーモス年末調整: アンケート形式で回答するだけで、複雑な年末調整の書類作成が完了。書類の配布・回収の手間を削減し、業務効率を向上させます。

ハーモス勤怠の料金プラン|無料版と有料版の違い

ハーモス勤怠の最大の特徴である「圧倒的なコストパフォーマンス」。

無料版と有料版の違いを分かりやすく比較しました。

料金プラン比較表

プラン名 無料プラン 有料プラン
基本機能
オプション機能 一部利用不可
サポート 各種マニュアル/FAQ 各種マニュアル/FAQ/メールサポート
データ保存期間 1年 制限なし
バナー広告 あり なし
CSV出力 1時間に一度 常時可能

 

30名以下はずっと「無料(0円)」

従業員数(登録人数)が30名以下の企業であれば、初期費用も月額費用も一切かかりません。

期間の制限もなく、無料で利用し続けることができます。

「まずはコストをかけずに導入したい」という小規模オフィスや店舗にとって、これ以上の選択肢はないと言えるでしょう。

有料プランへの切り替えが必要なケースとは?

以下のいずれかに当てはまる場合は、有料プランへの切り替えが必要、または推奨されます。

1. 従業員が31名以上になった時

2. 「有給休暇の自動付与」などリッチな機能を使いたい時 (※有給管理機能など、一部の高度な機能は有料オプションとなる場合があります)

ハーモス勤怠 導入前に知っておくべきメリットや注意点

ハーモス勤怠を導入する際の主なメリットや注意点を紹介します。

ハーモス勤怠を導入するメリット

導入メリット

 
圧倒的なコストパフォーマンス: 初期費用・月額費用ともに0円(30名以下)で導入でき、人数が増えても月額100円~/人という業界最安水準のコストで運用できます。
 
勤怠データの「可視化」で残業超過を防止: 管理画面上で、従業員の勤務状況(実労働時間・残業・深夜労働など)がリアルタイムにレポート(グラフ)化され、ひと目で把握できます。
 
多様な打刻方法で不正打刻や入力ミスを防止: スマホアプリではGPSによる位置情報記録が可能です。また、LINE打刻やICカード打刻など多様な打刻方法により、不正打刻や手入力によるミスを未然に防ぎます。
 
給与ソフトとスムーズに連携し、事務作業を削減: 勤怠データをCSV形式で出力し、主要な給与計算ソフトへ取り込み可能です。手入力による転記ミスをなくし、毎月の締め作業を大幅に効率化します。

ハーモス勤怠の注意点

注意点

 
無料プランのデータ保存期間は1年間: 無料プランの場合、過去のデータ閲覧・保管期間は1年間に限られます。ただし、期間内にCSVデータとしてダウンロードしておけば、自社で無期限に保存・管理が可能です。
 
無料プランは個別の導入サポートが付かない: 無料プランには電話や対面でのサポートはありません。その代わり、オンラインマニュアルや設定動画が充実しているため、自社のみで設定を完結できる環境が整っています。

まとめ:「ハーモス勤怠」まずは無料プランで「お試し」がおすすめ

ハーモス勤怠の機能や料金、導入のメリットや注意点、そしてメディカルシャトー(白ゆりグループ)での導入事例などについてご紹介しました。

もし、今「勤怠管理システムの導入を検討している」「もっとコストパフォーマンスの良い勤怠システムに変えたい」など迷っているのであれば、まずは無料プランでアカウントを作成してみることをおすすめします。

・初期費用0円、月額0円なので、金銭的なリスクはゼロです。

・実際に触ってみて、自社の運用に合うか確認できます。

・合わなければ、いつでも利用を停止できます。

勤怠管理のデジタル化によって、業務効率を劇的に改善する可能性があります。

また、DX化の第一歩としても取り組みやすい施策だといえます。

まずは無料登録をして、その便利さを体感してみてはいかがでしょうか。

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