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【保存版】高齢者レクリエーションにおすすめの室内ゲーム40選!座ってできる簡単アイデア集

高齢者レクリエーションにおすすめの室内ゲーム

デイサービスや介護施設で働く皆さん、毎日のレクリエーションやゲームのネタにお困りではありませんか。
 
「準備する時間がない」「同じゲームばかりで飽きられている」「参加者の体力や認知機能に差があって難しい」――そんな悩みを抱えている介護職の方も多いのではないでしょうか。
 
室内で安全に楽しめるレクリエーションやゲームは、天候に左右されず、座った姿勢で実施できるため転倒リスクも少なく、身体機能の維持や認知症予防にも効果が期待できます。
 
この記事では、道具なしですぐにできるレクやゲームから、身近な材料で作れる工作系まで、40種類の室内レクリエーションをご紹介します。
 
所要時間や推奨人数、具体的なやり方、注意点まで詳しく解説しています。明日からの活動にお役立てください。
 
ご紹介しているレクリエーションやゲームの数が多いので、興味のある項目を目次から選んでご覧ください。

目次

高齢者向け室内レクリエーションの効果とメリット

介護施設でレクレーションを楽しむ女性利用者

室内レクリエーションは、単なる時間つぶしではありません。利用者様の心身の健康維持や生活の質向上に直結する重要なケアの一つです。

身体機能の維持・向上効果

高齢になると、日常生活での活動量が自然と減少し、筋力や関節の可動域が低下していきます。

室内レクリエーションは、楽しみながら体を動かす機会を提供します。

座った姿勢でも、手や腕を動かすことで日々の生活に必要な動作能力を保てます。

たとえば、風船を使った遊びでは肩をしっかり動かせるため、肩関節の動きがスムーズになります。お手玉を使ったゲームでは、指先を細かく動かすことで手の器用さが保たれます。

体を使う活動を習慣にすることで、筋力が落ちるのを防ぎ、関節が固まるのを予防できます。遊びの要素があると続けやすく、自然と体を動かす習慣が身につくのも大きな魅力です。

日常生活動作(ADL)の維持は、自立した生活を続けるうえで欠かせません。楽しみながら体を動かせるレクリエーションは、その手助けとなります。

認知機能の活性化

ゲームのやり方を理解したり、順番を覚えたり、どう動くか考えたりすることで、頭が自然と働きます。

特に言葉を使うクイズやしりとりは、認知症を防ぐ取り組みとして注目されています。言葉を思い出す、意味を考える、会話を続けるといった活動は、脳への良い刺激になります。

また、手や指を細かく動かす活動は脳への刺激が強く、考える力を保つことにつながります。折り紙や工作など、手先を使う作業は認知機能の維持に効果的です。

2つのことを同時に行う活動(例えば、歌いながら手を動かす、数を数えながら体操するなど)は、脳の訓練としてさらに効果的とされています。

コミュニケーションと社会性の促進

高齢になると、社会的なつながりが減少し、孤独感を感じやすくなります。

室内レクリエーションは、利用者様同士が自然に交流できる貴重な機会です。

みんなでゲームをすることで、周りの方と話したり触れ合ったりする機会が生まれます。

協力したり競い合ったりする体験を通して、人と関わる力や協調する心が保たれます。チームで力を合わせてゴールを目指したり、お互いを励まし合ったりする中で、自然と会話が弾みます。

笑ったり会話したりが増えると、施設での暮らしがより充実したものになります。孤立しがちな方も、レクリエーションをきっかけに他の方と交流できるようになることがあります。

人とのつながりは、精神的な健康を保つうえでも大切な要素です。

精神面への好影響

楽しい時間を過ごすことで、気持ちが晴れたり気分転換になったりします。

うまくできた喜びや「できた!」という経験が、自分への自信を育てます。小さな成功体験の積み重ねが、前向きな気持ちを生み出します。

笑いのある活動には、心と体をリラックスさせる働きがあります。笑うことでストレスホルモンが減少し、免疫機能が高まるという研究結果もあります。

毎日の生活にメリハリが生まれ、生活の質(QOL)が高まります。「今日はレクリエーションの日だから楽しみ」という気持ちが、日々の活力につながります。

天候に左右されない安定した活動機会

室内での活動なら、雨の日も暑い日も寒い日も、いつでも変わらず実施できます。

屋外での散歩やガーデニングは天候に左右されますが、室内レクリエーションは年間を通して計画的にプログラムを組み立てられます。

温度調整された部屋の中なので、体調を管理しやすいのも利点です。猛暑や極寒の時期でも、快適な環境で安全に活動できます。

外に出るのが難しい方も、みんなと同じように参加できます。車椅子を使っている方や、体力に不安がある方でも、室内なら安心して楽しめます。

また、毎日決まった時間にレクリエーションを行うことで、利用者様の生活リズムが整い、「今日は何曜日」「もうすぐレクの時間」といった見当識の維持にもつながります。

室内レクリエーションを選ぶ際のポイント

レクの準備・打合せをする介護職員

効果的で安全なレクリエーションを実施するためには、適切な選び方が重要です。

安全性を最優先に考える

介護現場で最も大切なのは、利用者様の安全です。室内レクやゲームは、転ぶリスクが少ない座った姿勢でできる活動を中心に選ぶようにしましょう。

高齢者は筋力やバランス能力が低下していることが多く、立った姿勢での活動は転倒につながる危険があります。座位でのレクリエーションなら、その心配が大幅に減ります。

立位での活動を取り入れる場合は、転倒リスクの少ない方に限定し、必ずスタッフが近くで見守る体制を整えます。

激しく動いたり複雑な動作が必要だったりするものは避け、無理のない内容にします。参加者の体力や身体機能に合った活動にすることが大切です。

使う道具の安全性もチェックしましょう。角が丸い、軽い、壊れにくいものを選びます。特にボールや風船などの投げる道具は、固すぎると危険です。

参加者同士がぶつからないよう、適度な距離を保てるゲームを選ぶことも大切です。

参加者の身体状況・認知機能に合わせる

介護の必要度や体の動かしやすさに応じて、難しさの度合いを調整します。

要介護度が低く比較的元気な方なら、少し複雑なルールや体をしっかり動かすゲームも楽しめます。一方、介助が必要な方には、座った姿勢で無理なく、わかりやすいルールのゲームが適しています。

認知症の進み具合によって、ルールのわかりやすさを変える工夫も必要です。認知症が進んでいる方には、シンプルで繰り返しの多い活動が向いています。

目や耳が不自由な方への配慮としては、文字は大きくはっきりと書く、声は大きめにはっきりと伝えるなどの工夫が必要です。

車椅子を使っている方や体の片側が動かしにくい方も参加できる活動を選びましょう。全員が同じレベルで参加できない場合は、ルールを柔軟に調整することも必要です。

準備の手軽さも重要

業務に追われる介護の現場では、準備にかかる時間が短いものが実用的です。

道具がいらないもの、または身の回りにあるもので実施できるものが便利です。新聞紙、紙コップ、ペットボトルなど、日常的に手に入るものを活用しましょう。

前もって準備が必要なものは、作り置きしたり何度も使い回したりする工夫をします。一度作った道具を大切に保管しておけば、次回からはすぐに使えます。

後片付けも簡単なものを選ぶと、職員の負担が減ります。レクリエーション後の業務が忙しい時間帯には、特に重要なポイントです。

また、準備に手間をかけたくない場合は、道具を一切使わないレクリエーションが最適です。準備に手間をかけたくない方は、こちらの記事もご覧ください。

季節や行事に合わせた工夫

季節感を取り入れることで、参加する方の関心が高まります。また、見当識の維持や回想法としての効果も期待できます。

お正月、節分、七夕といった年中行事に関連したゲームは盛り上がりやすく、懐かしさも感じられます。季節の話題をきっかけに、昔の思い出を語り合う機会にもなります。

たとえば、春なら桜や花見の話題を取り入れたクイズ、夏なら風鈴や花火をテーマにした工作、秋なら紅葉や収穫祭に関連したゲーム、冬なら雪だるまやお正月飾りの制作など、季節ごとの楽しみ方があります。

同じゲームの繰り返しを防ぐことにもつながり、マンネリ化対策としても効果的です。

状況に応じた室内レクリエーションの選び方ガイド

レクの準備

実際の現場では、人数や時間、参加者の状況に応じて最適なレクリエーションを選ぶ必要があります。ここでは、状況別の選び方をご紹介します。

人数別(少人数・中人数・大人数)の適したレクやゲーム

参加人数によって、適したレクやゲームの種類は変わります。

■少人数(3~5名)の場合
しりとり、連想ゲーム、お手玉キャッチなど、一人ひとりに目を配りやすいものが適しています。少人数だからこそ、丁寧な関わりができ、個別の能力に合わせた調整もしやすくなります。

会話を中心としたゲームは、親密な雰囲気を作りやすく、普段あまり話さない方も参加しやすくなります。

■中人数(6~15名)の場合
風船バレー、ペットボトルボウリング、クイズなど、程よく盛り上がるものがおすすめです。チーム分けもしやすく、協力する楽しさや適度な競争心を引き出せます。
この規模なら、職員の目が全体に行き届きやすく、安全管理もしやすい人数です。

■大人数(16名以上)の場合
チーム対抗戦、グループに分けられるゲーム、全員で体を動かす体操などが向いています。大きな声援や笑い声が響き、会場全体が一体となって盛り上がります。
ただし、大人数の場合は職員の配置を工夫し、安全管理を徹底することが重要です。

時間別(短時間・標準・長時間)の選択ポイント

利用できる時間によっても、選ぶべきレクリエーションは変わります。

■短時間(5~10分)の場合
朝の会やおやつの前など、ちょっとした空き時間に適した道具なしゲームがおすすめです。グーパー体操、後出しじゃんけん、指折り数えなど、思い立ったらすぐに始められるものが便利です。
準備や片付けの時間が不要なため、隙間時間を有効活用できます。

■標準(15~30分)の場合
午前・午後のレクリエーションタイムにぴったりな、体を動かすゲームや頭を使う活動が適しています。風船バレー、ペットボトルボウリング、クイズ大会など、達成感を得られる内容がおすすめです。
この時間なら、ルールの説明、実施、振り返りまで余裕を持って行えます。

■長時間(30分以上)の場合
工作系や複数のゲームを組み合わせたプログラムが向いています。折り紙制作、ペットボトルけん玉作りなど、じっくり取り組める活動がおすすめです。
ただし、集中力が続く時間を考え、適度に休憩を挟むことが大切です。30分に1回は小休憩を入れるようにしましょう。

要介護度・身体状況に合わせた配慮事項

参加者の要介護度や身体状況に応じた配慮が必要です。

■要介護度1~2(比較的元気な方)
少し複雑なルール、体をしっかり動かすゲームも楽しめます。ペットボトルボウリング、チーム対抗の玉入れ、記憶ゲームなど、やりがいのある内容でも問題ありません。
ただし、過信は禁物です。疲れた様子が見られたら、すぐに休憩を促しましょう。

■要介護度3~4(介助が必要な方)
座った姿勢で無理なく、わかりやすいルールのゲームが適しています。風船バレー、しりとり、色合わせゲームなど、シンプルで楽しめる内容を選びます。
職員のサポートを前提とし、一人ひとりのペースを尊重することが大切です。

■要介護度5(全面的に介助が必要な方)
見て楽しむ参加や声かけでの関わり、五感を刺激する活動が中心になります。音楽を聴く、色鮮やかなものを見る、優しく手に触れるなど、感覚に働きかける活動が効果的です。
「参加」の形はさまざまです。その場にいるだけでも、十分に価値のある参加といえます。
車椅子を使っている方は、テーブルの高さや位置に配慮が必要です。片麻痺の方は、動かせる方の手で参加できる工夫をします。視力が低下している方には大きな文字や鮮やかな色を使い、聴力が低下している方にははっきりと大きな声で伝えましょう。

認知症の方でも楽しめるゲームの特徴

認知症の方が楽しめるレクリエーションには、いくつかの共通点があります。

ルールがわかりやすくシンプルなものを選びましょう。複雑なルールは理解が難しく、混乱やストレスのもとになります。

何度も繰り返す動作や、昔から親しまれている活動が効果的です。童謡を歌う、お手玉で遊ぶ、折り紙を折るなど、長期記憶に残っている活動なら、認知症が進んでいても楽しめることがあります。

「できた!」という達成感を得やすい難易度に設定することも大切です。難しすぎると挫折感を味わい、自信を失ってしまいます。

言葉だけでなく、見てわかるような工夫も重要です。実際にやってみせる、手を添えて一緒に動かすなど、視覚的・身体的なサポートを組み合わせましょう。

何より大切なのは、失敗しても楽しめる温かい雰囲気づくりです。間違いを指摘せず、参加していること自体を認めて褒める姿勢が、安心感につながります。

【道具なし】すぐにできる室内レクリエーション10選

準備に時間をかけられない日常的なレクリエーションに最適なのが、道具なしでできるゲームです。思い立ったらすぐに始められる手軽さが魅力で、どんな施設でも実施できます。

道具なしでできるレクリエーションをもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

グーパー体操

所要時間: 5〜10分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: なし

■やり方
1.両手を同時にグー・パーと開いたり閉じたりする
2.慣れてきたら、左右の手で違う動きをする(右手グー・左手パーなど)
3.リズムに乗せて行うとより楽しい

■期待できる効果
手や指の運動になり、血行が促進されます。左右の手で違う動きをすることで、脳の活性化にもつながります。2つの動作を同時に行う訓練は、認知機能の維持に効果的です。

■進行時の注意点
無理に速く動かす必要はありません。できる範囲での参加を促し、「できなくても大丈夫」という雰囲気を作りましょう。関節に痛みがある方は、無理をしないよう声をかけます。

後出しじゃんけん

所要時間: 5〜10分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: なし

■やり方
1.職員がじゃんけんの手を出す
2.参加者は職員の手を見てから、「勝つ手」「負ける手」「あいこの手」を出す
3.最初は「勝つ手だけ」から始め、慣れたら難易度を上げる

■期待できる効果
瞬時に判断する力、反射的に動く力が鍛えられます。頭の体操として、認知機能の維持に役立ちます。

■進行時の注意点
最初は簡単な「勝つ手」だけで慣れてから、徐々にレベルアップしましょう。間違えても笑いに変えて、楽しい雰囲気を保つことが大切です。

しりとり・限定しりとり

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜20名
準備物: なし

■やり方
1.通常のしりとりで言葉をつなげる
2.慣れたら「食べ物だけ」「3文字だけ」「春に関するものだけ」など条件を付ける
3.詰まった人にはヒントを出す

■期待できる効果
言葉を使う力、覚える力、知っている言葉の数が試されます。順番を待つ間も次の言葉を考えるため、集中力も養われます。

■進行時の注意点
詰まった人を責めない雰囲気づくりが重要です。「『ん』がついても続けてOK」など、柔軟なルールで楽しみましょう。ヒントを出してみんなが参加できるようにします。

連想ゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜20名
準備物: なし

■やり方
1.テーマを決める(例:「赤いもの」「冬に関するもの」「丸いもの」など)
2.順番にテーマに沿った言葉を言っていく
3.同じ言葉が出ないように、前の人の答えを覚える

■期待できる効果
発想する力、記憶する力、周りとの会話が促進されます。思いがけない答えが出ると、笑いも生まれます。

■進行時の注意点
同じ答えが出ても笑って受け入れる雰囲気を作りましょう。「もう出た言葉だよ」と注意するのではなく、「同じことを考えたんですね」と肯定的に受け止めます。

イントロクイズ

所要時間: 10〜20分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: 音楽を流す機器(スマホ、CDプレーヤーなど)
■やり方
1.昭和の名曲の最初の部分(イントロ)を流す
2.曲名や歌詞を当ててもらう
3.正解したら、みんなで歌うと盛り上がる

■期待できる効果
記憶を呼び起こす、音楽を使った療法的効果、昔を思い出す回想法としての効果があります。懐かしい曲は、昔の楽しい思い出も一緒によみがえらせます。

■進行時の注意点
参加者の年代に合った選曲が大切です。70代なら昭和20〜30年代、80代なら昭和10〜20年代の曲が懐かしく感じられます。地域によって流行した曲が違うこともあるので、事前にリサーチしておくとよいでしょう。

伝言ゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 6〜20名
準備物: なし

■やり方
1.列または円になって座る
2.最初の人が聞いた言葉を、隣の人に小声で伝える
3.順番に伝えていき、最後の人が答えを発表する

■期待できる効果
聞く力、覚える力、周りとの交流が促進されます。予想外の結果に笑いが生まれ、場が和みます。

■進行時の注意点
聞こえにくい方への配慮が必要です。必要に応じて、少し大きめの声で伝えてもよいルールにします。間違いを楽しむ雰囲気づくりが大切で、「正解しなくてもいい」という気持ちで取り組めるようにしましょう。

ジェスチャーゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: なし(お題を書いたカードがあると便利)

■やり方
1.お題を決める(動物、職業、家事など)
2.1人が体で表現し、他の人が何かを当てる
3.声は出さず、ジェスチャーだけで伝える

■期待できる効果
全身の運動、表現する力、観察する力が養われます。笑いを生む要素が多く、楽しい雰囲気になります。

■進行時の注意点
簡単なお題から始めましょう。「犬」「猫」「料理する」など、わかりやすいものがおすすめです。無理な動きは避け、座ったままでもできる表現を中心にします。

パタカラ体操

所要時間: 5〜10分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: なし

■やり方
1.「パ・タ・カ・ラ」の音を繰り返し発音する
2.大きな声でなくてもよい、口をしっかり動かすことが大切
3.食事の前に行うと効果的

■期待できる効果
口の働きの向上、飲み込む力の維持、誤って気管に食べ物が入るのを防ぐ効果があります。「パ」は唇、「タ」は舌の前方、「カ」は舌の後方、「ラ」は舌全体を使うため、口腔機能全体のトレーニングになります。

■進行時の注意点
食事前に実施すると、誤嚥予防に効果的です。ただし、無理に大きな声を出させる必要はありません。口の動きを大きくすることが大切です。

指折り数え

所要時間: 5〜10分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: なし

■やり方
1.職員が数字を言う(例:「3」「7」など)
2.参加者はその数だけ指を折って示す
3.両手を使ったり、片手だけで挑戦したり、難易度を調整できる

■期待できる効果
手指の運動、数を認識する力、集中する力が養われます。簡単そうに見えて、意外と頭を使う活動です。

■進行時の注意点
できる範囲で参加してもらい、間違いを指摘しません。「6以上は両手を使ってもいい」など、柔軟なルールで楽しみましょう。

リズム体操

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: なし(音楽があるとより効果的)

■やり方
1.手拍子や足踏みでリズムを取る
2.音楽に合わせて体を動かす
3.座ったままでも、立って行ってもよい

■期待できる効果
全身の運動、リズム感、音楽を使った療法的効果があります。体を動かすことで血行が良くなり、気分もリフレッシュします。

■進行時の注意点
座った姿勢で無理なくできる動きを中心に、ゆっくりめのテンポで行います。立位での実施は転倒リスクがあるため、必ず職員が見守ります。童謡や演歌など、参加者が知っている曲を選ぶと一緒に歌いながら楽しめます。

【座位でできる】身体を動かす室内ゲーム10選

座った姿勢で安全に体を動かせるゲームをご紹介します。転倒の心配が少なく、安心して取り組めるのが特徴です。身近な道具を使うことで、活動の幅が広がります。

座ってできるレクリエーションをさらに知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

風船バレー

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜20名
準備物: 風船2〜3個

■やり方
1.参加者は円形や向かい合わせに座る
2.風船を手で打ち合い、床に落とさないようにする
3.チーム対抗にしたり、何回続くか数えたりして楽しむ

■期待できる効果
腕や肩の運動になり、関節の動きが保たれます。反応する力、協力する心、達成感も得られます。風船はゆっくり動くため、高齢者でも追いかけやすく、成功体験を得やすい活動です。

■進行時の注意点
風船は軽くて割れにくいものを選びましょう。体を前に倒しすぎないよう「背もたれにもたれて打ちましょう」と声をかけます。風船が複数あると、どれを打つか迷う楽しさも生まれます。

新聞紙ボール投げ

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: 新聞紙、カゴや段ボール箱

■やり方
1.新聞紙を丸めてボール状にする
3.少し離れた場所に置いたカゴに向かって投げる
3.入った数を競ったり、チーム対抗にしたりする

■期待できる効果
腕や肩の運動、距離を測る感覚、手先の器用さが養われます。新聞紙を丸める作業も、手指のトレーニングになります。

■進行時の注意点
投げる距離は参加者の能力に応じて調整します。近すぎると簡単すぎ、遠すぎると難しくなるため、ちょうどよい距離を見つけましょう。新聞紙はしっかり丸めて、セロハンテープで固定するとボールらしくなります。

お手玉キャッチ

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: お手玉5〜10個

■やり方
1.円になって座り、隣の人にお手玉を渡していく
2.慣れたら投げ合ったり、複数のお手玉を同時に回したりする
3.音楽に合わせて行うと盛り上がる

■期待できる効果
手や指の運動、協力する力、集中する力が養われます。昔遊びの思い出がよみがえり、懐かしさも感じられます。

■進行時の注意点
落としても責めない雰囲気づくりが大切です。「落ちても拾えばいいよ」という声かけで、安心して参加できます。投げる力加減も、最初は職員が見本を見せて指導しましょう。

紙コップ積み

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 個人〜10名程度
準備物: 紙コップ10〜20個

■やり方
1.テーブルの上で紙コップを積み上げる
2.ピラミッド型に組み立てたり、高く積んだりする
3.個人戦でもチーム戦でも楽しめる

■期待できる効果
手先の器用さ、集中する力、バランス感覚、達成感が得られます。細かい手の動きは、脳への刺激にもなります。

■進行時の注意点
倒れても楽しむ雰囲気を作りましょう。「倒れた音も楽しいですね」と笑いに変えます。競争よりも協力を重視し、「みんなで高く積もう」という目標にすると和やかに楽しめます。

ペットボトルボウリング

所要時間: 15〜20分
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: ペットボトル6〜10本(中に水を入れて安定させる)、ボール

■やり方
1.ペットボトルをピンに見立てて並べる
2.座った状態からボールを転がして倒す
3.倒れた本数を点数にして競う

■期待できる効果
腕や肩の運動、狙いを定める集中力、達成感が得られます。スポーツの要素があり、男性にも人気があります。

■進行時の注意点
ペットボトルは500mlサイズが扱いやすく、中に水を半分程度入れると適度な重さになります。配置や距離を参加者に合わせて調整し、「全部倒せなくても1本でも倒れたら成功」という声かけで楽しめます。

割り箸つかみゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 個人〜10名程度
準備物: 割り箸、小さなボールやお手玉、容器2個

■やり方
1.容器に入ったものを割り箸で掴む
2.別の容器に移す
3.制限時間内にいくつ移せるか挑戦

■期待できる効果
手先の器用さ、集中する力、日常生活動作の訓練(箸の使用)になります。食事で箸を使う練習にもなり、実用的です。

■進行時の注意点
掴みやすい大きさ・形のものを選びましょう。お手玉、ピンポン玉、スポンジなどが適しています。時間を競わせるのではなく、「自分のペースでゆっくり」と伝えます。

タオル引っ張り

所要時間: 5〜10分
推奨参加人数: ペア〜10名程度
準備物: フェイスタオル数枚

■やり方
1.2人1組でタオルの両端を持つ
2.軽く引っ張り合う(力比べではなく、適度な力で)
3.交代しながら全員が体験する

■期待できる効果
腕や肩の筋力、握る力、相手との呼吸合わせができます。適度な抵抗運動は、筋力維持に効果的です。

■進行時の注意点
「力比べではありません」と最初に伝えることが大切です。力を入れすぎると、バランスを崩して転倒する危険があります。「軽く引っ張る程度」「相手が引いたら少し緩める」など、声をかけながら進めましょう。

ボール回し

所要時間: 5〜10分
推奨参加人数: 5〜20名
準備物: ボール1〜2個

■やり方
1.円になって座り、音楽に合わせてボールを隣の人に渡す
2.音楽が止まったときにボールを持っていた人が負け(罰ゲームなしでOK)
3.慣れたらボールの数を増やす

■期待できる効果
手の運動、リズム感、集中する力が養われます。音楽を使うことで、療法的な効果も期待できます。

■進行時の注意点
ボールは軽くて握りやすいものを選びます。ビーチボールや柔らかいゴムボールが適しています。音楽が止まったときに持っていた人を「負け」としても、罰ゲームはなしにして、「次は頑張りましょう」と明るく進めます。

うちわで風船運び

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: うちわ(参加人数分)、風船2〜3個

■やり方
1.うちわで風を送って風船を動かす
2.ゴールまで運ぶタイムを競う
3.チーム対抗リレーにしても盛り上がる

■期待できる効果
腕や肩の運動、肩関節の動きを保つ、集中する力が養われます。うちわを扇ぐ動作は、日常生活でも役立ちます。

■進行時の注意点
うちわを振りすぎると疲れるため、「ゆっくり扇ぎましょう」と声をかけます。チーム戦にすると、応援の声が飛び交って盛り上がります。風船がコースから外れても、笑いに変えて楽しみましょう。

玉入れゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜20名
準備物: お手玉や新聞紙ボール20〜30個、カゴ

■やり方
1.座った状態からカゴに向かって玉を投げ入れる
2.制限時間内に入れた数を競う
3.チーム対抗にすると盛り上がる

■期待できる効果
腕や肩の運動、距離を測る感覚、達成感、協力する心が養われます。運動会を思い出し、懐かしさも感じられます。

■進行時の注意点
投げる距離は参加者に合わせて調整します。「1個でも入ったら拍手」など、小さな成功を認める声かけが大切です。点数制にすると盛り上がりますが、勝ち負けにこだわりすぎないようにしましょう。

【脳トレ効果】頭を使う室内レクリエーション10選

考える力や記憶する力を使うゲームをご紹介します。認知症予防への取り組みとしても注目されており、静かに集中できる活動として、さまざまな場面で活用できます。

ホワイトボードを使った脳トレレクリエーションもおすすめです。

計算ゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: ホワイトボードまたは紙、ペン

■やり方
1.簡単な足し算・引き算の問題を出す(例:「5+3」「10-4」など)
2.口頭で答えてもらう、または紙に書いてもらう
3.正解したら大きく褒める

■期待できる効果
計算する力、集中する力、頭の活性化につながります。数字を扱うことは、認知機能を保つうえで効果的です。

■進行時の注意点
難易度は参加者に合わせて調整します。一桁の計算から始め、できる方には二桁の計算にチャレンジしてもらいます。間違いを責めず、「惜しい!もう一度考えてみましょう」と前向きな声かけをします。

なぞなぞ・クイズ

所要時間: 10〜20分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: なぞなぞ・クイズ集(事前に準備)

■やり方
1.職員がなぞなぞやクイズを読み上げる
2.参加者が答えを考える
3.ヒントを出しながら全員が楽しめるように進行

■期待できる効果
考える力、記憶する力、言葉の知識、達成感が得られます。答えがわかったときの喜びは、大きな満足感につながります。

■進行時の注意点
高齢者向けのなぞなぞを選びましょう。「朝は四本足、昼は二本足、夜は三本足。これなーんだ?」(答え:人間)のような、昔からあるなぞなぞがおすすめです。難しすぎる問題は避け、ヒントを出して全員が楽しめるようにします。

言葉探しゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: ホワイトボードまたは紙、ペン

■やり方
1.ひらがなをランダムに並べる(例:「あかさりたなき」など)
2.その中から意味のある言葉を見つける(例:「あかり」「たな」「さかな」など)
3.見つけた数を競う

■期待できる効果
集中する力、言葉の知識、目で見る認識力が養われます。文字の中から意味を見つけ出す作業は、脳への良い刺激になります。

■進行時の注意点
文字は大きく見やすく書きましょう。文字の大きさは5cm以上が目安です。時間制限は設けず、「ゆっくり探してください」と伝えます。見つけた言葉を発表し合うと、「そんな言葉もあったんですね」と盛り上がります。

記憶ゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜20名
準備物: カードや小物5〜10個

■やり方
1.複数の物をテーブルに並べて見せる(30秒程度)
2.布などで隠す
3.何があったかを思い出して答えてもらう

■期待できる効果
短い時間の記憶力、集中する力、観察する力が養われます。記憶を呼び起こす訓練は、認知機能の維持に役立ちます。

■進行時の注意点
物の数は3〜5個程度から始め、できる方には徐々に増やします。身近なもの(スプーン、ボールペン、ハンカチなど)を使うと、イメージしやすくなります。「全部覚えられなくても大丈夫」という雰囲気で進めましょう。

間違い探し

所要時間: 10〜20分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: 間違い探しプリント(大きめに印刷)

■やり方
1.2枚の似た絵を見比べる
2.違う部分を見つける
3.見つけた場所を指で示したり、丸をつけたりする

■期待できる効果
観察する力、集中する力、目で見る認識力が養われます。細かい違いに気づく訓練は、注意力を高めます。

■進行時の注意点
見やすい大きさの絵を用意します。A4サイズ以上に拡大コピーするとよいでしょう。時間制限は設けず、じっくり楽しんでもらいます。インターネットで「高齢者 間違い探し」と検索すると、無料のプリントが見つかります。

漢字パズル

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: ホワイトボードまたは紙、ペン

■やり方
1.部首を組み合わせて漢字を作る(例:「さんずい」+「工」=「江」)
2.または、漢字の読み方を当てる(例:「魚」+「春」=「鰆(さわら)」)
3.正解したら大きく褒める

■期待できる効果
漢字の知識、考える力、達成感が得られます。日本語の奥深さを再認識する機会にもなります。

■進行時の注意点
難易度は参加者の学歴や認識レベルに合わせます。簡単な漢字(「木」「水」「人」など)から始めましょう。読み方クイズでは、難しい漢字(「鰆」「海豚」など)を出すと盛り上がります。

ことわざ完成ゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: ホワイトボードまたは紙、ペン

■やり方
1.ことわざの前半を言う(例:「犬も歩けば…」)
2.後半を答えてもらう(例:「棒に当たる」)
3.意味も一緒に話し合うと盛り上がる

■期待できる効果
記憶する力、言葉を使う力、昔を思い出す回想法としての効果があります。ことわざには先人の知恵が詰まっており、人生経験豊富な高齢者にとって語りやすい話題です。

■進行時の注意点
有名なことわざから始めましょう。「猫に小判」「石橋を叩いて渡る」「急がば回れ」など、誰もが知っているものがおすすめです。知らない人がいても、「そういうことわざもあるんですね」と学びの機会にします。

都道府県クイズ

所要時間: 10〜20分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: 日本地図(あると便利)

■やり方
1.都道府県の形、特産品、県庁所在地などを問題にする
2.答えを当ててもらう
3.旅行の思い出などを話し合う

■期待できる効果
地理の知識、記憶する力、昔を思い出す(旅行の思い出など)回想法としての効果があります。日本各地の特徴を知ることで、話題も広がります。

■進行時の注意点
地元や馴染みのある場所から始めると盛り上がります。「北海道といえば?」「京都の有名なお寺は?」など、答えやすい問題を中心にします。旅行の思い出話に発展すると、回想法としての効果も高まります。

昭和クイズ

所要時間: 10〜20分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: 昭和時代の写真や資料(あると効果的)

■やり方
1.昭和時代の出来事、流行、有名人などを問題にする
2.答えを当ててもらう
3.当時の思い出を話し合う

■期待できる効果
長い時間の記憶を呼び起こす、昔を思い出す、世代を超えた交流ができます。昔話は、高齢者が主役になれる貴重な機会です。

■進行時の注意点
参加者の年代に合った時代設定が重要です。70代なら昭和30〜40年代、80代なら昭和20〜30年代が青春時代です。楽しい話題を中心にし、戦争など辛い思い出を無理に掘り返さないよう配慮します。

色合わせゲーム

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: 色画用紙やカラーカード

■やり方
1.職員が指定した色のカードを見つける
2.または同じ色同士を合わせる
3.速さや正確さを競う

■期待できる効果
色を認識する力、集中する力、目で見る認識力が養われます。色の識別は、脳の視覚野を刺激します。

■進行時の注意点
色覚異常のある方もいるため、無理強いしません。はっきりした色(赤、青、黄色など)を使用し、微妙な色の違い(ピンクと薄紫など)は避けます。正解したら「すぐに見つけましたね」と褒めましょう。

【指先を使う・工作】身近な物で楽しむ室内レクリエーション10選

手先を細かく動かす工作系のレクリエーションをご紹介します。作る喜びと完成した達成感を味わえ、身の回りにあるもので実施できるため、コストも抑えられます。

紙コップタワー

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 個人〜10名程度
準備物: 紙コップ10〜20個

■やり方
1.紙コップを高く積み上げる
2.またはピラミッド型に組み立てる
3.個人で挑戦したり、グループで協力したりする

■期待できる効果
手先の器用さ、バランス感覚、集中する力、創造する力が養われます。細かい手の動きは、脳への刺激にもなります。

■進行時の注意点
倒れても楽しむ雰囲気を作りましょう。「倒れる音も楽しいですね」と笑いに変えます。高さを競うより過程を楽しむことを大切にし、「どんな形にしようか」とアイデアを出し合うのも楽しいでしょう。

折り紙制作

所要時間: 15〜30分
推奨参加人数: 制限なし
準備物: 折り紙、見本や折り方の説明書

■やり方
1.鶴、花、動物など簡単な作品を作る
2.職員が手本を見せながら一緒に折る
3.完成した作品を飾ったり、持ち帰ったりする

■期待できる効果
手や指の運動、集中する力、創造する力、達成感、季節を感じる効果があります。折り紙は日本の伝統文化でもあり、懐かしさも感じられます。

■進行時の注意点
難易度は参加者に合わせます。簡単な「コップ」「帽子」などから始めましょう。職員が手伝いながら進め、「ここは少し難しいので一緒にやりましょう」と声をかけます。季節に合わせた作品(春は桜、冬は雪だるまなど)を選ぶと、より楽しめます。

新聞紙じゃんけん

所要時間: 10〜15分
推奨参加人数: 5〜20名
準備物: 新聞紙(1人1枚)

■やり方
1.新聞紙を床に広げ、その上に座る
2.職員とじゃんけんをする
3.負けたら新聞紙を半分に折る
4.新聞紙から落ちたら(はみ出したら)負け

■期待できる効果
バランス感覚、判断する力、体の中心を安定させる力が養われます。じゃんけんの楽しさと、新聞紙がどんどん小さくなるハラハラ感が魅力です。

■進行時の注意点
転倒リスクがあるため、座位での実施を強くお勧めします。立って行う場合は、必ず職員が近くで見守り、手すりや壁の近くで行います。楽しい雰囲気づくりを優先し、「小さくなっても座れたらすごい!」と盛り上げましょう。

ペットボトルけん玉

所要時間: 20〜30分(制作含む)
推奨参加人数: 個人〜10名程度
準備物: ペットボトル、ひも、ペットボトルキャップ、はさみ、テープ

■やり方
1.ペットボトルを半分に切って持ち手を作る
2.キャップにひもをつけ、ペットボトルに結ぶ
3.けん玉のように遊ぶ

■期待できる効果
手や指の運動、集中する力、昔遊びを思い出す回想法としての効果があります。完成後も遊べるため、一石二鳥です。

■進行時の注意点
切り口で怪我をしないよう、ビニールテープやマスキングテープで保護します。ペットボトルを切る作業は職員が行い、参加者には安全な部分(ひもを結ぶ、テープを貼るなど)をお願いします。完成後は、「何回入るか挑戦してみましょう」と遊ぶ時間も確保します。

牛乳パックゲーム

所要時間: 15〜20分
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: 牛乳パック、はさみ、色紙、のり

■やり方
1.牛乳パックで小物入れやパズルなどを作る
2.色紙で装飾して自分らしい作品に仕上げる
3.完成品は持ち帰って使える

■期待できる効果
手や指の運動、創造する力、完成品の実用性があります。使える作品を作ることで、達成感も高まります。

■進行時の注意点
はさみの使用は職員がサポートし、怪我に注意します。牛乳パックは開いて洗浄・乾燥させてから使います。小物入れ、ペン立て、コースターなど、簡単で実用的なものがおすすめです。

割り箸工作

所要時間: 20〜30分
推奨参加人数: 個人〜10名程度
準備物: 割り箸、輪ゴム、紙、テープ

■やり方
1.割り箸を組み合わせて飛行機や鉄砲などを作る
2.輪ゴムで固定する
3.完成したら実際に飛ばして遊ぶ

■期待できる効果
手や指の運動、創造する力、昔遊びを思い出す回想法としての効果があります。男性参加者に特に人気があります。

■進行時の注意点
細かい作業が多いため、職員がしっかりサポートします。輪ゴムの結び方など、難しい部分は手伝います。完成後は安全な場所で飛ばし、人に向けないよう注意します。「昔作りましたか?」と聞くと、思い出話が聞けるかもしれません。

トイレットペーパー芯ゲーム

所要時間: 15〜20分
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: トイレットペーパーの芯、色紙、のり、ペン

■やり方
1.芯を装飾して望遠鏡や輪投げの的などを作る
2.自由に絵を描いたり色紙を貼ったりする
3.完成品で遊ぶ時間も確保

■期待できる効果
手や指の運動、創造する力、完成品を使った遊びができます。捨てるものを再利用する喜びもあります。

■進行時の注意点
のりの扱いに注意し、手についたら拭き取ります。望遠鏡なら「何が見えますか?」と覗いてもらい、輪投げの的なら実際に輪投げゲームをして楽しみます。装飾の自由度を高め、個性的な作品作りを応援しましょう。

ストロー吹き矢

所要時間: 20〜30分(制作含む)
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: ストロー、綿、紙で作った的、テープ

■やり方
1.ストローに綿を軽く詰めて吹き矢を作る
2.的を壁に貼る
3.ストローを吹いて的を狙う

■期待できる効果
肺の力、手や指の運動、集中する力が養われます。息を吐く練習は、肺機能の維持にも役立ちます。

■進行時の注意点
誤って飲み込まないよう、綿はストローの先端だけに軽く詰めます。人に向けないルールを徹底し、「必ず的に向けて吹きましょう」と何度も確認します。吹く力が弱い方でも楽しめるよう、的を近くに置く配慮をします。

紙皿フリスビー

所要時間: 15〜20分
推奨参加人数: 5〜15名
準備物: 紙皿、色ペン、シール

■やり方
1.紙皿に絵を描いたりシールを貼ったりして装飾
2.完成したらフリスビーとして飛ばす
3.誰が遠くまで飛ばせるか競う

■期待できる効果
創造する力、腕や肩の運動、達成感が得られます。自分で作ったものを使う喜びがあります。

■進行時の注意点
装飾は自由にしてもらい、個性を尊重します。「素敵な絵ですね」と褒めながら進めます。投げる際は周囲の安全を確認し、「優しく投げましょう」と声をかけます。紙皿は軽いため、あまり飛ばなくても楽しめます。

ビニールテープアート

所要時間: 20〜30分
推奨参加人数: 個人〜10名程度
準備物: ビニールテープ(カラフルなもの)、画用紙、はさみ

■やり方
1.ビニールテープを画用紙に貼って模様や絵を作る
2.自由な発想で作品を仕上げる
3.完成品は持ち帰ったり飾ったりできる

■期待できる効果
手や指の運動、創造する力、色の感覚、達成感が得られます。抽象的な表現も楽しめ、芸術活動としての側面もあります。

■進行時の注意点
テープを切る作業は職員がサポートします。「こう貼らなければ」という決まりはなく、自由な発想を尊重します。「面白い形ですね」「きれいな色合いですね」と肯定的な声かけで、創作意欲を高めましょう。

室内レクリエーション実施時の注意点とコツ

室内レクリエーションの前の高齢者と介護職員

安全で効果的なレクリエーションを実施するためには、いくつかの重要なポイントがあります。以下に解説します。

開始前の体調確認を徹底する

レクリエーションを始める前に、参加者全員の体調を必ず確認しましょう。

顔色、表情、いつもと違う様子がないかに気を配りましょう。「今日の調子はいかがですか?」と一人ひとりに声をかけるのが理想的です。

参加人数に応じ、必要があれば複数の職員でご利用者に話しかけて体調確認を行いましょう。

熱がある、痛みがある、だるそうな様子があれば、無理に参加させないようにしましょう。「今日は見学にしませんか?」と提案し、本人の意思を尊重します。

体温、血圧、脈拍などのバイタルサインの記録を参照し、数値が不安定な方には特に注意を払います。また、朝の申し送りで体調に関する情報があれば、必ず共有しましょう。

体調不良が疑われる場合は、看護師や医師に相談します。「少し様子が変なのですが」と早めに報告することが、事故防止につながります。

無理のないペースで進める

参加者の様子を見ながら、ゆっくりとしたペースでレクやゲームを進めましょう。急がせたり焦らせたりする声かけは避けます。

「ゆっくりで大丈夫ですよ」「自分のペースで楽しんでください」という言葉で、安心感を与えます。

ゲームの途中で疲れた様子が見られたら、すぐに休憩をとるなどの対応を考えましょう。

「もう少し頑張りましょう」と無理強いするのではなく、「今日はここまでにしましょう」と柔軟に対応することが大切です。

楽しい時間が「疲れた」という記憶で終わらないよう、余力を残して終わることを意識しましょう。

適度な休憩を挟む

15分以上のレクリエーションを行う場合は、必ず途中で休憩を入れましょう。

水分補給の時間を設け、トイレに行きたい方がいないか確認しましょう。

休憩中は、利用者様同士の会話を楽しんだり、次のゲームへの期待感を高めたりする時間としても活用できます。

休憩を挟むことで、メリハリがつき、集中力も持続しやすくなります。

参加を強制しない雰囲気づくり

レクリエーションは、楽しむためのものです。参加を強制しないようにしましょう。参加したくない方に無理強いすることは、逆効果になります。

「見ているだけでも大丈夫ですよ」「途中から参加してもいいですよ」と声をかけ、自由な雰囲気を作りましょう。

見学しているうちに、自然と参加したくなることもありますので。

また、ご利用者の「やりたくない」という意思表示も尊重し、その日は別の活動を提案するなど、柔軟に対応します。

参加しない理由をしつこく聞かないようにしましょう。理由があって参加したくない方もいます。

大切なことは、次回は参加したくなるような楽しい雰囲気を作ることです。参加している方の笑顔や楽しそうな声が、自然と参加意欲を高めるでしょう。

盛り上げ方のコツ

職員自身が楽しんで参加する姿勢を見せましょう。レクやゲームを盛り上げる重要なコツです。

職員が楽しそうにしていると、参加者も「楽しそうだな」と感じます。笑顔で、明るい声で進行することが大切です。

また、参加者の名前を呼んで声をかけ、一体感を作ることも大切なコツです。「○○さん、すごいですね!」「△△さんの番ですよ」と、ご利用者一人ひとりを認識している姿勢を示しましょう。

成功したときは大げさに褒め、失敗は笑いに変える工夫をします。ポジティブな言葉を選びましょう。

チーム対抗にすると盛り上がりますが、勝ち負けにこだわりすぎないようにすることも大切です。「どちらのチームも頑張りました!」と両方を褒めることで、和やかに終わることができるでしょう。

音楽や拍手を活用して、明るい雰囲気を作ることもポイントです。成功したら「拍手〜!」と音頭を取り、みんなで和やかな雰囲気を作りましょう。

転倒・怪我を防ぐ安全管理

ご利用者の転倒・怪我を防ぐ安全管理は施設として安全管理を徹底することが大切です。

座った姿勢での実施を基本とし、立つ場合は必ず見守ります。

立位での活動は、必ず職員が近くにつきます。特にバランスを崩しやすい方の近くには、必ず職員を配置しましょう。

床に物が散らばらないよう、整理整頓を徹底します。お手玉やボールが床に落ちたら、すぐに拾います。つまずきの原因になるものは、活動範囲に置きません。

車椅子のブレーキ確認、テーブルの安定性を確認します。レクリエーション開始前に、必ずチェックする習慣をつけましょう。

使う道具は、角が丸くて安全なものを選びます。固いボール、尖った道具は避け、柔らかくて軽いものを選びます。

また、緊急時の対応手順を職員間で共有しておくことも大切です。「転倒が起きたら誰が応急処置をするか」「連絡は誰がするか」など、役割分担を明確にしておきましょう。

室内環境の整備(温度・換気・スペース確保)

快適な室内環境を整えることも、レクリエーションの成功には欠かせません。

温度管理は特に重要です。高齢者は体温調節機能が低下しているため、暑すぎず寒すぎない、快適な室温(20〜25度程度)を保ちましょう。

換気も忘れずに行うように気を付ける必要があります。定期的に窓を開けて新鮮な空気を取り入れることで、感染症予防にもつながります。

スペース確保も大切です。車椅子の方が動きやすいよう、十分な広さを確保します。参加者同士の距離も適度に保ち、ぶつかる危険がないようにします。

よくある質問

Q1. レクリエーションに参加したがらない方への対応方法は?

無理強いせず、まずは見学から始めてもらいましょう。「少しだけ見ていきませんか」と声をかけ、楽しそうな雰囲気を感じてもらいます。参加のきっかけは、好きな歌が流れた時や、懐かしい遊びを見つけた時など、興味を持ったタイミングで自然に誘うのが効果的です。

Q2. 身体機能に差があるご利用者が一緒に楽しむには?

ルールを柔軟に変更して、全員が参加できる工夫をしましょう。例えば玉入れなら、車椅子の方は座ったまま近くから、歩行可能な方は少し離れた位置からなど、それぞれに合った難易度で参加できます。大切なのは「みんなで楽しむ」という雰囲気づくりです。

Q3. レクリエーションのネタ切れを防ぐ方法は?

定番のレクリエーションでも、季節の要素や時事ネタを取り入れると新鮮に楽しめます。また、ご利用者の昔の趣味や得意なことをヒントに、新しいレクリエーションを考案するのも効果的です。職員間で定期的にアイデアを共有する時間を設けるのもおすすめです。

Q4. 準備時間が取れない時はどうすれば?

歌や体操など、道具がほとんど不要なレクリエーションをいくつか用意しておきましょう。また、新聞紙やチラシなど、施設にある材料で簡単にできる遊びもストックしておくと便利です。レクリエーションの「引き出し」を増やしておくことが、準備時間の短縮につながります。

Q5. 認知症の方も楽しめるレクリエーションは?

昔の歌を歌う、季節の写真を見ながら思い出話をするなど、長期記憶に働きかける内容がおすすめです。また、風船バレーや玉入れなど、シンプルなルールで直感的に楽しめる活動も効果的です。大切なのは、成功体験を感じられる内容にすることです。

まとめ

室内レクリエーションは、天候に左右されずに高齢者の心と体を元気にする大切な活動です。身体機能の維持、認知機能の活性化、そして利用者同士のコミュニケーション促進など、多くの効果が期待できます。

レクリエーションを成功させるポイントは、利用者の身体機能や認知機能に合わせた内容選び、安全への配慮、そして何より「楽しい雰囲気づくり」です。無理強いせず、一人ひとりのペースを尊重しながら進めましょう。

この記事で紹介したレクリエーションやゲームを参考に、ご利用者の笑顔が溢れる時間を作ってください。まずは定番の活動から始めて、徐々にレパートリーを増やしていくことをおすすめします。

施設運営をもっと効率化したい方へ。
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この記事の執筆者
シフトライフ編集部
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