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【医師執筆】認知症が一気に進む7つの原因とは?介護職が知っておきたい予防と対応策

認知症が一気に進む原因とは

認知症が一気に進む原因には、急激な環境の変化や脳への刺激不足などの原因があります。介護の現場で働く方の中には、申し送りで「昨夜から急に様子がおかしくて」と言われた経験はないでしょうか。
 
・昨日まで普通に会話できていたのに今日になって急にぼんやりしている
・呼びかけに反応しない
・急に怒り出す
・夜中に大声を上げる

 
といった急な変化を目の当たりにすると、認知症が一気に進んでしまったのではないかと頭をよぎることがあるかもしれません。
 
しかし、こうした急な変化の多くでは、認知症そのものが短期間で一気に進んだわけではありません。体調や環境の変化、薬の影響といった、その他の原因が重なって症状が一気に出てきていることもしばしばあります。逆に言えば、その原因を取り除くことができれば、症状が落ち着くケースも少なくないのです。
 
本記事では、このような症状の変化の正体と、介護職の方が日々のケアで実践できる対応策をまとめました。ぜひ参考にしてください。

目次

認知症が一気に進んだと感じるケースとその正体

認知症が一気に進む原因とは?

認知症の進行とそれ以外の原因による変化をどのように区別するとよいでしょうか。この2つは対応の方向が違うため、混同してしまうと適切なケアが遅れることがあります

ここでは、認知症が一気に進んだと感じるケースとその正体について解説します。

通常の認知症進行スピードと急激な変化の違い

認知症は、記憶や思考力、言葉、判断力など、脳のさまざまな機能が少しずつ失われ、日常生活にも影響が広がっていく病気です¹。

アルツハイマー型認知症であれば数年かけて少しずつ、脳血管性認知症であれば段階的に、というように、認知症の進み方は病型によって異なります。ただしどの病型でも共通しているのは、基本的には時間をかけて変化していくという点です¹。

一方で、個人差はありますが、昨日までできていたことが今日突然まったくできなくなるというのは、通常の認知症の経過としては起こりにくいことです。

数時間から数日のあいだに急に様子がおかしくなったり言動が変わったりするときは、認知症が進んだのではなく、その背景に別の原因が絡んでいることがほとんどです。

本当の進行と一時的な悪化を見分けるポイント

認知症の症状が急に悪化したように見えたとき、それが認知症そのものの進行なのか、それとも別の原因による一時的な悪化なのかを判断することが重要です。

その際、以下の3つのポイントを確認しておくと参考になります。

まず確認したいのが、変化の速さです。数時間から数日で急に様子が変わったのか、それとも数週間以上かけてゆっくり変わってきたのか、思い返してみましょう。急であればあるほど、認知症の進行以外の何かが起きている可能性が高くなります。

次に、1日の中での状態の波に注目してみましょう。午前中は落ち着いていたのに夕方から急におかしくなる、昨日は普通だったのに今日は別人のようだ、といった大きな波がある場合は、後ほど解説するせん妄が起きているかもしれません。

最後に確認したいのが、直前に何か変化がなかったかどうかです。体調が悪そうだった、薬が変わった、居室や担当者が変わったといったことがあれば、それが引き金になっている可能性があります。

認知症とせん妄との見分け方

せん妄とは、体調の変化や環境のストレスなどを引き金に、急に意識や注意力が乱れる状態のことです²。話がまとまらなくなる、今いる場所や日付が急にわからなくなる、落ち着きがなくなる、あるいは逆にぼんやりして反応が乏しくなるといった変化が短期間で起こり、日中でも状態が変動しやすいのが特徴です²。

せん妄は夜に悪化しやすく、夜勤帯で急に様子がおかしくなったと感じる場面の多くがこれに当たります。特に認知症のある65歳以上のご高齢の方はせん妄を起こしやすく²、介護職の皆さんが最初に気づく立場になることも多いため、その特徴を知っておくことはとても重要です。夜になって混乱や興奮が出てきたときは、せん妄の可能性を念頭に置いて申し送りに記録しておきましょう。

認知症にせん妄が重なる状態は、入院中のご高齢の方では約半数近くに上るという報告があり、その後の機能低下や死亡リスクとも関連することが示されています³。また、入院そのものよりも、入院中にせん妄を経験したかどうかがその後の認知機能の低下速度と関係していたという調査結果もあります⁴。

治療で改善が期待できる認知機能の低下とは

急に認知機能が落ちたとき、原因を取り除くことで改善が見込める場合があります¹。薬の影響、うつ状態、甲状腺の異常、頭の中でじわじわ出血が起きる状態(慢性硬膜下血腫)、脳脊髄液がたまる病気(正常圧水頭症)などが代表例として挙げられます。

こうした状態は、適切な治療を行うことで認知機能の低下が改善したり、少なくとも悪化を止めたりできる可能性があります。急な変化に気づいたら、体調・薬・生活の変化をまとめて看護師や医師に伝えるようにしましょう。

認知症が一気に進む原因とは?急激な進行を招く7つの引き金

認知症の女性

では、具体的にどのようなことが引き金になるのでしょうか。代表的な7つの原因を見ていきましょう。

原因①急激な環境の変化

住み慣れた場所からの引っ越し、入院、施設への入所、あるいは施設内での居室の変更や担当スタッフの交代など、生活環境が変わることが引き金になることがあります。認知症の方にとって、毎日の暮らしの中にある見慣れた物や顔、決まったリズムはとても大切なよりどころです。

それらが一度に変わると、今いる場所や時間の感覚が乱れ、混乱が一気に悪化することがあります。

原因②脳への刺激不足

会話や活動が減り、日課が単調になると、注意力や意欲を使う機会が失われていきます。話しかけられる機会が減る、好きなことをする時間がない、毎日同じことの繰り返しといった生活が続くと、脳を使う場面がどんどん少なくなります。

脳への刺激が少ない状態が続くと、病気が直接進むというより、使われない機能が衰える形で急に低下して見えることがあります

原因③過度なストレス

急に大きな声で話しかける、急かす、慌ただしく動き回るといったことが重なると、暴言や介護拒否、興奮といった行動につながることがあります。認知症のある方は状況をうまく理解できなくても、その場の雰囲気や感情はしっかり受け取っています。

声のトーン、表情、間の取り方ひとつで反応が大きく変わることもあります。

原因④失敗を責められる経験

できないことを繰り返し指摘されたり、失敗を叱られたりすると、自尊心が傷ついて発言や行動がどんどん減っていきます。自分がうまくできないことをわかっているからこそ、責められると深く傷つきます。

その結果、何もしなくなる、閉じこもる、あるいは逆に攻撃的になるといった変化が起きることがあります。

原因⑤行動制限と過度なサポート

転倒が心配、時間がかかるといった理由から全て介助してしまうと、本人が自分でやる機会が失われ、できる力がどんどん衰えていきます。何でも先回りしてしまうと、本来まだできることまで奪われてしまい、結果として急にできなくなったように見えることがあります。

原因⑥全身の病気や他の疾患の併発

高血圧・糖尿病などの持病の状態は認知症の経過とも関連しています。また、認知症のある方は感染症や脱水など全身の病気をきっかけにせん妄を起こしやすい状態にあります²。せん妄が重なると認知・生活機能がさらに落ちやすく、一見すると認知症が一気に進んだように見えることがあります。

もともとの認知症に加えて別の病気が重なることで、それぞれの症状が互いに悪化し合うケースもあります。

原因⑦薬の副作用

認知症のある方は複数の薬を服用していることが多く、薬の組み合わせや量によってさらなる認知機能の低下といった予期しない副作用が出ることがあります¹。せん妄や強い眠気が出たり、脳の働きが鈍くなったりすることがあり、急な悪化の原因になります。

新しい薬が始まったとき、薬の量が変わったとき、体調の変化で薬の効き方が変わったときは特に注意が必要です。

認知症の種類と進行速度の違い

認知症は病型によって進み方の傾向が違うため、当事者の方と関わっていくうえでそれぞれの特徴を知っておくことは大切です。

アルツハイマー型認知症

認知症の中で最も多い病型です。直近のできごとのもの忘れや、今の日時がわからなくなることが初期から目立ちやすく、徐々に進むにつれて日常生活全般への影響が広がっていきます⁵。

進行はゆるやかで、数年単位で少しずつ変化していくのが一般的です。

レビー小体型認知症

幻視や手足の震え、体の動きのぎこちなさ、睡眠中に激しく動くといった症状が特徴で、1日の中でも調子の波が大きいことが多いです⁵。日によって、あるいは時間帯によって状態の差が大きく、今日はやけにしっかりしている、今日は急におかしいという印象を受けやすい病型です。

また、興奮を抑える薬(抗精神病薬)で体の動きが極端に悪化したり意識が低下したりする重い副作用が起きることがあります¹。

脳血管性認知症

脳の血管の障害と関連しており、脳梗塞などの出来事をきっかけに変化が目立つことがありますが⁵、小さな血管の障害が積み重なってゆっくり進む場合もあります

症状の出方は脳のどの部位が障害されたかによって異なり、手足の麻痺や言語障害が伴うこともあります。アルツハイマー型と混在しているケースも少なくありません。

前頭側頭型認知症

もの忘れより先に、人格や行動、言語の変化が目立つ病型です⁵。性格が変わった、急にルールが守れなくなった、同じ行動を繰り返すといった変化が前景に出やすく、比較的若い年齢で発症することも多いとされています。

前頭葉や側頭葉が主に障害されるため、感情のコントロールや言葉を使う力に影響が出やすいのが特徴です。

認知症の急激な進行を防ぐための7つの対策

会話をする高齢者と介護士

認知症の原因や進み方の傾向がわかったところで、次は日々のケアで何ができるかを考えてみましょう。ここでは介護現場で取り入れやすい7つの対策を紹介します。

対策①適度な脳への刺激を継続する

軽度から中等度の認知症には、グループでの会話・作業・回想などを組み合わせた認知刺激プログラムを取り入れることがガイドラインで推奨されています¹。複数の研究をまとめた分析では、認知機能の改善と抑うつの軽減が示されています⁶。

朝の体操、食後の会話、懐かしい音楽を一緒に聴くなど、日課の流れの中に組み込むのが続けるコツです。その方がどんな仕事をしていたか、何が好きだったかを知っておくと、内容を工夫しやすくなります¹。

対策②環境変化を最小限に抑える

居室の変更や担当者の交代があった際も、使い慣れた物品の配置・生活のリズム・顔なじみのスタッフとの関わりを意識することで利用者の方は落ち着いて過ごしやすくなります。せん妄を防ぐうえでも環境への配慮は大切であり、施設でも意識して取り組みたい課題です。

変化が避けられないときは、事前に繰り返し説明しておくだけでも、ご本人の不安を和らげることにつながります。

対策③ストレスを軽減する関わり方

急かさない、大きな声を出さない、一度に多くのことを伝えないといった関わり方が、暴言や拒否を防ぐうえで効果的です。個性や生き方を尊重したperson-centered careと呼ばれる手法によって興奮や症状を軽減できることが、複数の研究で示されています⁷。

何か変化が起きたときは、痛みや体調不良、またケアのタイミングのずれがなかったかをまず確認してから対応するようにしましょう¹。介助の前にひと呼吸おいて、ご本人の様子を確認してから始めることが大切です。

対策④できることは本人に任せる

その方がどんな生活を送ってきたか、何が好きかを知っておくことがよいケアにつながります。着替えや食事などは時間がかかっても先に手を出しすぎず、できる部分はご本人に任せてみましょう

自分でやり遂げる場面をつくることが、機能を保つことにつながります。

対策⑤自尊心を守る声かけと接し方

できないことを指摘するより、できたことをその場で認めてあげることが大切です。失敗しても蒸し返さず、さりげなく話題を変えるだけで、拒否や興奮がエスカレートするのを防げることがあります。

「できましたね」「ありがとうございます」といった一言が、ご本人の表情を変えることがあり、こういった毎日の積み重ねが、信頼関係をつくるうえで重要です。

対策⑥生活習慣の見直しと身体管理

高血圧・糖尿病などの持病の管理は認知症の経過とも関連しています。発熱や脱水は急な悪化の引き金になりやすく、食事や水分の量、排泄の状態、睡眠のリズムを毎日記録しておくと、いつもと違う変化に早めに気づくことができます。

対策⑦チームでの連携と早めの相談

急な変化があったとき、一人で抱え込まず看護師、リハビリスタッフや医師に情報を伝えるようにしましょう。いつから、何が、どのくらい変わったか、薬の変更や発熱の有無を時間の流れに沿ってまとめておくと、伝えやすくなります。

大げさかなと思っても申し送りに残しておくことが、その後の対応を変えることがあります。

介護現場で注意したい認知症悪化のサイン

日々のケアの中で変化にいち早く気づくことが、悪化の連鎖を止めることにつながります。ここでは介護現場で実際に観察できる認知症悪化のサインを、初期のものと緊急性の高いものに分けて整理します。

日常的に注意すべき初期サイン

認知症の悪化では、振り返ると数日前から小さな変化が続いていたということがしばしばあります。特に、以下のような様子が見られたら、記録して引き継ぐようにしましょう²。

・会話のまとまりが急に悪くなる、集中が続かなくなる

・睡眠のリズムが乱れ、夜間の混乱が増える

・急に食事や水分が減る

・日中の動きが鈍くなる

・表情が乏しくなる、反応が遅くなる

・いつもしていることを急にしなくなる

速やかな対応が必要なサイン

また、次のような状態が見られたら、速やかに看護師や医師に報告するか、医療機関への受診を検討するようにしましょう。

・急に意識がぼんやりする

・発熱や息苦しさなど、体の具合が急に悪くなる

・強い頭痛や吐き気を訴える

・体の動きがおかしい

受診時に伝えるべき情報

受診の際、次の内容を時系列でまとめておくと、医療機関とのやり取りがスムーズになります。

・普段の認知機能、日常生活動作の状態について

・いつから、どんな場面で、どのように変わったか

・食事や水分摂取の状況、痛みや発熱、転倒の有無、睡眠の状況について

・薬の内容、直近で内容の変更(定期・頓服)があったか、また飲み忘れや飲めなかった日の有無

よくある質問

認知症のケアをしていると、疑問に思うことや判断に迷う場面が出てくることがあります。ここでは現場でよく挙がる質問に答えます。

認知症が急に悪化したときはどうすればいい?

まず体調の変化・薬の影響・環境のストレスなど、取り除ける原因がないかを考えながら観察し、看護師や医師に状況を伝えましょう。

せん妄は適切に対応すれば数日から数週間で改善することが多い一方、対応が遅れると状態が悪化することもあるため、早めに動くことが大切です。

認知症の進行速度を遅らせることはできますか?

いくつかの方法で低下のペースを緩やかにすることを目指せます。なかでも運動は、認知機能の低下を抑える効果について最もエビデンスが蓄積されており、国際ガイドラインや日本神経学会の認知症診療ガイドラインでも取り上げられています¹⁻⁸。

ウォーキングなどの有酸素運動は、アルツハイマー病の人では認知機能の改善に関連し、1回30分前後を週3回程度、週150分未満で行った介入で有意な改善が報告されています⁹。会話や作業、昔の記憶を振り返るといった活動も、続けることで認知機能の改善や抑うつの軽減につながることが示されています⁶。

薬については、アルツハイマー型やレビー小体型認知症に対して、症状の進行を緩やかにするものが使われることがあります。

80代の認知症は進行が早いですか?

85歳以上では、認知症の進み方は若い高齢者と比べてむしろ緩やかになるという報告もあります¹⁰。ただし、認知症の進み方は年齢だけで決まるわけではなく、病型の違いや、せん妄を合併するかどうかも重要です。せん妄を経験した後は認知機能の低下が加速しやすいことが示されています¹¹。

「高齢だから仕方ない」と受け流さず、急な変化があったときは体調や薬の影響を確認することが大切です。

認知症の進行を止める薬はありますか?

現在、認知症を根本的に治す薬はありません。アルツハイマー型やレビー小体型認知症では、症状の進行を緩やかにする薬が使われることがありますが、あくまでも進み方を遅らせるものです。前頭側頭型認知症には有効な薬物療法がなく、日々のケアが中心になります。

近年、アルツハイマー病の原因物質を脳から除去することを狙った新しいタイプの薬も日本で承認されましたが、対象は早期の段階に限られており、脳の腫れや出血などの副作用が起きることもあります。

認知症が進行すると最後はどうなる?

進行とともに食事・移動・排泄など生活全般にわたって介助が必要になっていきます。飲み込みの機能が低下して食べ物や唾液が気道に入りやすくなり、誤嚥性肺炎を繰り返すケースが多く、アルツハイマー型認知症の末期では誤嚥性肺炎が最も多い死因とされています。

経過には個人差が大きいため、今後の方針やご本人の意向について、体が動くうちにご家族やチームで話し合っておくことが助けになります。

まとめ

認知症が一気に進んだように見えるとき、その急な変化の背景には、せん妄や体調の変化、薬の影響、環境のストレスなど、原因がわかれば対応できる要因が重なっていることが少なくありません。「認知症だから仕方ない」「年齢のせい」だと考えてしまうのではなく、いつもと違う様子に気づいたときは、その変化の内容や時期、きっかけになりそうな出来事を簡単に記録して、周りの人と共有してみましょう。

小さな変化でも情報として伝えることで、体調不良やせん妄など、改善できる原因の早期発見につながる可能性があります。

認知症の変化に最初に気づくのは、日々そばで関わっている皆さんです。皆さんの気づきが、よりよい対応につながる第一歩になります。

参考文献

 

1. National Institute for Health and Care Excellence (NICE). Dementia: assessment, management and support for people living with dementia and their carers (最終閲覧日:2026年3月25日)
https://www.nice.org.uk/guidance/ng97/chapter/recommendations
 
2. National Institute for Health and Care Excellence (NICE). Delirium: prevention, diagnosis and management in hospital and long-term care (最終閲覧日:2026年3月25日)
https://www.nice.org.uk/guidance/cg103
 
3. Han QYC, et.al. Prevalence, Risk Factors, and Impact of Delirium on Hospitalized Older Adults With Dementia: A Systematic Review and Meta-Analysis. J Am Med Dir Assoc. 2022;23:23-32.e27
 
4. Richardson SJ, et.al. Hospitalisation without delirium is not associated with cognitive decline in a population-based sample of older people-results from a nested, longitudinal cohort study. Age Ageing. 2021;50:1675-1681
 
5. Tamaoka A. Classification and Clinical Characteristics of Dementia. No Shinkei Geka. 2025;53(5):853-862.
 
6. Saragih ID, et.al. Effects of cognitive stimulation therapy for people with dementia: A systematic review and meta-analysis of randomized controlled studies. Int J Nurs Stud. 2022 ;128:104181.
 
7. Kim SK, et.al. Effectiveness of person-centered care on people with dementia: a systematic review and meta-analysis. Clin Interv Aging. 2017;12:381-397.
 
8. 日本神経学会. 認知症疾患診療ガイドライン2017. 日本神経学会(最終閲覧日:2026年3月25日)
https://www.neurology-jp.org/guidelinem/degl/degl_2017_03.pdf
 
9. Zhang S, et.al. The Effect of Aerobic Exercise on Cognitive Function in People with Alzheimer’s Disease: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Int J Environ Res Public Health. 2022;19:15700.
 
10. Gardner RC, et.al. Dementia in the oldest old: a multi-factorial and growing public health issue. Alzheimers Res Ther. 2013;5:27.
 
11. Goldberg TE, et al. Association of Delirium With Long-term Cognitive Decline: A Meta-analysis. JAMA Neurol. 2020;77:1373-1381.

この記事の執筆者
廣瀬 正和

関西の国立大学医学部を卒業後、大学病院勤務を経て市中病院で脳神経内科医として臨床経験を積みました。現在は母校の大学院医学研究科で、MRIやPETなどの脳画像データと機械学習を組み合わせた神経変性疾患の早期診断マーカー開発の研究に従事しながら、外来診療も継続しています。

神経内科専門医として睡眠障害の診療に携わる一方、自身も医師として夜間当直や不規則勤務を経験してきたことで、医療従事者が抱える睡眠問題の深刻さを身をもって理解しています。

臨床と研究、そして自身の体験を踏まえた実践的な知見をお届けします。

【専門資格】医師免許/総合内科専門医/神経内科専門医/脳卒中専門医/認知症専門医・指導医

 
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